授業インタビュー

授業インタビュー:世界ラリー実習

高山自動車短期大学は世界ラリー参戦を正式な授業科目と位置づけ、1996年以来毎年参戦を続けています。その授業科目「世界ラリー実習」を担当するのが、チーム監督で副学長(教授)坂井 歩。お話を伺いました。

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Q1:ラリー参戦を授業科目としていることの目的や狙い、教育効果について教えてください

A: モータースポーツへの参加は趣味や娯楽の延長と捉えられることもあるのですが、自動車整備士養成施設である本学は教育の一環としてラリーに参戦しており、その真摯な取り組み姿勢と高い教育効果を学内外に分かり易く伝える方法のひとつとして、授業という形を取っています。そうすることで多方面から有形無形のサポートを頂戴することができ、23年間の長きにわたり持続的な活動を続けることができています。

それでは高い教育効果とは?との問いに簡潔に答えることは困難ですが、ひとつ言えるのは、整備の技術が向上する云々よりは、一人の青年として魅力ある人間に成長できるということではないでしょうか。

Q2:なぜラリーなのですか?

A: 上記回答とも重複する部分ですが、市販車に極めて近い状態の競技車両で、なおかつ時間制限が設定されたサービス(整備)を挟んで競技が進行するスタイルが、自動車整備士を志す学生の実践教育の場として最適だと考えるからです。ラリーは3日間の長丁場であり、またドライバーの技量や車両の優劣だけが結果を左右するのではなく、チームの整備技術やマネジメント能力も順位に大きく影響する点も本学の教育に適していると言えます。

Q3:単位認定されますが、学生をどのように評価するのですか?

A: 単に学生個人の整備能力を評価するのではなく、和を尊び、トレーニングや実戦を通しチーム全体のサービス技術の向上に努めたか、あるいは自身の能力の向上にひたむきな努力を続けたか等、総合的な成績評価をします。

Q4:学生の取り組む様子はどうですか?

A: 例年のことなのですが、まだラリー活動をやらされて(教えられて)いる感があり、もっと自発的に取り組む姿勢が欲しいところではあります。しかし実戦を経験すると、良い方向にガラッと一変させられてしまうのもラリーの魅力のひとつです。

Q5:学生にどんなことを望みますか?

A: 参戦までの間は辛いことも多いと思いますが、実戦ではドライバーのため・チームのために自分達が必死で整備した車両が走り続けることに喜びを感じ、過酷な環境の中でもラリーを楽しんで欲しいと思っています。

Q6:「世界ラリー実習」の今後について豊富・展望

A: WRC(世界ラリー選手権)が再び日本で開催されるようになれば是非そちらに参戦したいですし、学生がもっと参加し易い履修内容への移行も考えて行かなければならないと思っています。

高山自動車短期大学のモータースポーツへの取り組みについて
詳細はこちら
2017年Rally Hokkaido より(15-17,sept,2017)
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