専攻科(一級自動車整備士課程)カリキュラム
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一級資格を取得する意味。二級資格との違いとは。
次世代の新技術を身につけたプロフェッショナルになる

今のクルマは、エンジン制御もブレーキもさらにハンドル操作の力加減まですべてコンピュータで制御されています。一級課程では各装置がコンピュータによりどのように制御されているのか更に詳しく学んでいきます。また、それらが故障したときどのように故障探求をし、診断をくだすのかを追求していきます。
コミュニケーション能力を高め、トップリーダーになる

一級自動車整備士に求められているものは高度な整備技術だけではありません。安全管理や環境保全といった幅広い知識も求められます。職場環境や地球環境にやさしい取り組みについても学びます。さらにお客様へのアドバイザーとしてお客様とのコミュニケーション能力も求められます。将来のトップリーダーとして必要とされる能力開発にも取り組んでいきます。
1年次
学科
科目 | 内容 |
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エンジン・システム工学Ⅰ | 電子制御部分の故障探求と設備ができる人材の育成、センサーとアクチュエータの構造 |
エンジン・システム工学Ⅱ | エンジンの電子制御機器の制御方法と、故障探求方法 |
エンジン制御・整備 | CAN通信システムの点検、故障診断方法、ガソリンエンジンとジーゼルのECUの各制御モード |
電気制御システム | 電気・電子回路の構成と基本となる測定技術 |
ハイブリッド・システム工学 | ハイブリッドカーに利用されている様々な技術 |
新機構・新技術 | 燃料電池車、圧縮天然ガス車などの多種多様な新技術に対する知識 |
シャシ制御工学Ⅰ | ECUの制御マップとアクチュエータの仕組みの理解ECUの制御マップとアクチュエータの仕組みの理解 |
シャシ制御工学Ⅱ | オート・エア・コンディショナについての構造・機能の理解 |
シャシ制御・整備 | 振動、騒音の低減の対処法 |
動力性能 | 安全性と環境対策による車の高次元バランス |
環境保全・安全管理 | 一級自動車整備が担っていく社会的重要性の高い環境保全 |
高度故障原因探求Ⅰ | 故障診断技術の状況分析および探求 |
高度故障原因探求Ⅱ | より実践的な診断整備技術の手法 |
高度総合診断 | 総合診断結果による応酬話法の基本と実践 |
実習
科目 | 内容 |
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高度整備実習Ⅰ | 電子制御装置の「エンジン」「シャシ」「電装」分野別実習 |
高度整備実習Ⅱ | 電子制御装置の「エンジン」「シャシ」「電装」分野別実習 |
高度診断実習Ⅰ | 自動車メーカが発行する電気配線図の見方 |
高度診断実習Ⅱ | シャシに関する電子制御装置の故障診断 |
2年次
科目 | 内容 |
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整備実務体験実習(インターンシップ) | 各メーカー系自動車ディーラーでの整備技術体験 |
整備実務実習Ⅰ~Ⅲ | 整備技術判断基準の体得 |