本学について

About TAKAYAMA College

建学の精神

本学建学の精神は、「産学一体の実学を修め社会に貢献できる人材を育成する」を核とする。実学とは実践・実理の学問であり、合理性と実証性に裏付けられた社会生活に有用な学問をいう。また実学の柱は、「実利・実益」、「実験・実証」、「実行・実践」であり、本学の教養教育は、この柱の連携をより深める役割を担っている。わが国の自動車産業は、量的にも質的にも世界に誇りうるものであり、自動車整備技術者の育成には大きな意義がある。

本学では実務能力の養成を重視しているが、専門技術の修得を目的とする職業教育のみならず、豊かな人間性を身に付け、自ら考え行動するための人間教育、そして新たなモビリティ社会に貢献できるような教養教育にも注力している。また教職員と学生の心の繋がりを大切にし、人格の形成なくして社会の要望する職業人は育たないという信念のもと、産業界に優秀な人材を送り出すべく、建学の精神に則り、以下の教育理念を掲げ、たゆまぬ努力を続ける。

教育理念

専門的な知識技術を修得すると共に、社会の一成員としての広い教養を培う。

仕事に対し、安全を優先し責任をもって最後まで誠実に実行できる実践力を養う。

礼節をわきまえ、相手の人格を尊重し、互助の精神を身につけた明朗で逞しい人格を形成する。

Message

学長メッセージ

 

 

 現在の自動車産業界は、大変革期の真っ只中にあります。カーボンニュートラル社会へ向けた電気自動車や燃料電池車のような電動車への転換、自動運転を見据えた先進運転支援システムと車載情報通信機器の普及・高度化、カーシェアリングやサブスクリプションサービスといった自動車を所有しないライフスタイルの浸透、いずれもが急速に変化・発展しています。よって自動車整備士に求められる知識・技術は広範囲に高度化が図られ、本学の整備士教育に対し自動車産業界から寄せられる期待は益々大きなものとなっています。
 これを受け本学は、職業教育・教養教育・人間教育を柱とし、実学を修め、柔軟な発想と対応力を持ち、人間性豊かな職業人の育成に取り組んでいます。さらに、2022(令和3)年には新しい教育施設「実習センター」が竣工しました。最新の整備機器と車両を用いた高度な実習教育を、快適な環境で提供します。
 本学を卒業すると、二級ガソリン自動車ならびに二級ジーゼル自動車整備士国家試験の受験資格を得ることができます。そしてこれらの国家試験に合格すれば、日本はもとより世界の国々で活躍でき、かつ生涯有効な資格を手にするのです。自動車整備士はカードクターとも称されます。すなわち、我々の病気や怪我を治療する医師と同様に、自動車を通じ、ユーザーの安全と生命を守る役割を担う、欠くことのできない責任のある職業です。また、便利で豊かな社会の実現と維持に貢献できる、誇り高き職業でもあります。是非とも強い使命感と高い倫理観を兼ね備えた職業人となるべく、充実した2年間をこのキャンパスで過ごしてください。
高山自動車短期大学
学長 坂井 歩

College Song

校歌

校歌(歌唱、ピアノ伴奏)

校歌(演奏、シンセサイザー)

校歌演奏シンセバージョン2