学生生活に関すること

   

ハラスメントの防止

ハラスメントの防止に向けて

 本学では、学生、教職員の一人ひとりが心理的、身体的に安全かつ快適な環境で勉学や仕事に専念し、 充実したキャンパスライフを送ることのできる大学を目指しています。そのためには、安全で快適な教育・研究・労働環境を脅かすいかなる行為も黙認されるべきではありません。
 皆さんは大学の中で、あるいは職場に所属して、自由で幅広い人間関係をもつことができます。大学における人間関係は、男女の間、同性の間全てにおいても自由で対等な関係であり、 互いに相手の立場を重んじることを前提としています。皆さんが、充実したキャンパスライフを送ることができるよう、ハラスメントについて呼びかけています。

ハラスメントとは?

 ハラスメントとは、「嫌がらせ」を意味します。 誰かがあなたに対して、あなたが望まない言葉や態度により、屈辱や精神的苦痛を感じさせたり、不快な思いをさせたりすることです。 大学という環境の中では、教職員が学生に対して、あるいは学生同士、教職員同士の間などで、 自らの優位な地位や権限を利用して、逆らえない立場にある相手に対し、相手の意に反する性的な性質の言動、 飲酒の強要、嫌がらせ、いじめ、研究妨害、就労上及び修学上の機会・条件・評価等での差別のような行為が、最も典型的なハラスメントといえます。
 教員には成績評価等の権限が与えられており、 クラブ活動では学生同士の間にも先輩と後輩、上級生と下級生の上下関係があるため、 研究室、教室、部室、寮など大学の外から見えにくい狭い空間は、ハラスメントが起きやすい環境にあるといえます。
職場においても同じようなことがあります。

ハラスメントを防ぐために

 人間関係は、社会生活にとって最も重要なものです。 その人間関係を良好に維持するためには、相手の立場になって考えることが、大人として必要なルールといえます。
 私たち一人ひとりが自分の言葉や行いを省みることが大切です。 あなたの言葉や態度を不快に感じている人がいるかも知れません。「嫌だ。やめてほしい。」と言えない弱い立場の人の気持ちを思いやってください。 まして、地位や権力を利用した嫌がらせは許せるものではありません。もし、ハラスメントが起き、委員会が調査した結果、加害が確認された場合、加害者は懲戒の対象となります。
 ハラスメントをなくすためには、"人を大切にする気持ち"が何よりも大切です。

ハラスメントの被害にあったら

 あなたがハラスメントを受けたと感じたら、その行為が不快であること、 すぐに止めてもらいたいことを、相手に直接、はっきりと伝えてください。自分の態度をはっきり示すことが大切です。
 意思表示をしても効果がないとか、意思表示をしたくてもできない場合は相談窓口に相談してください。 一人で悩まなくてもいいのです。
 あなたが受けた被害を正確に伝えるには記録が最も良い方法です。 被害を受けた日時、場所、状況について詳細に書き留めてください。誰か目撃者がいたらそれも書き留めておいてください。
 ハラスメントに当たるか否かは、他の人の意図ではなく、あなた自身がどう感じたか、あなた自身の判断が大切です。 「これはなかったことにする」ということにはしないでください。我慢したり、放置したりしては、ハラスメントはなくならないのです。

ハラスメントの相談について

 ハラスメントの被害にあったときの相談は、事務局総務課、学生部厚生課に申し出てください。また、相談者が所属する部署の長や、教員など身近な教職員にでもできます。
 どのような問題も、一人で抱え込まずに相談してください。プライバシーは守られます。相談することであなたが不利になることは、決してありません。
 "勇気を出して相談すること" これが問題解決の第一歩です。相談することによって、問題が解決した事例は多くあります。

学校法人高山短期大学 事務局総務課

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薬物乱用の防止

 本学において過去、薬物等のトラブル事案は発生していませんが、このほど公表された調査では、大学生の6割が「大麻など危険薬物は手に入る」と考え、20人に1人が実際に使用を目撃していることが報告されています(2018年関西の4私大が実施した新入生意識調査)。
 本学では、若い世代に想像以上に広がっている薬物の脅威をふまえ、以下を参考にして薬物のない学生生活を送ることができるよう指導しています。

薬物のない学生生活のために
~薬物の危険は意外なほど身近に迫っています~

(文部科学省・厚生労働省・警察庁・内閣府)

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消費生活の心得

「基礎から学べる金融ガイド 身につけよう金融知識」について

 一人の社会人として、経済的に自立し、より良い暮らしを送っていく上で、もっとも基本となるのが「家計管理」と将来を見据えた「生活設計」の習慣です。また、実際に金融商品を利用するには、取引(契約)を適切に行うために理解すべき事項、時々の金融経済情勢も踏まえて金融商品を適切に選択するために必要な基礎知識、更には、保険、ローン・クレジット、資産形成商品といったカテゴリーごとの基本的な留意点を身に付けていくことが重要です。加えて、自らの判断のみに頼らず、第三者のアドバイスを求める必要性についても理解しておくことが重要です。
 そのため、生活スキルとして最低限身に付けるべき金融リテラシーを整理しました。詳しくは、以下をご覧ください。
 本学では、「はじめての金融ガイド 金融取引の基礎知識」のほか、「多重債務」、「振り込め詐欺」、「未公開株問題」など多発する金融トラブルについて、知識と判断力を身につけ、生活スキルを高められるよう指導しています。

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